2014年10月19日日曜日

国会の中央広間に空の台座が置かれている理由とは?




国会議事堂で最も高い中央塔の真下にある中央広間。



2~6階は吹き抜けになっています。



この中央広間の四隅に台座があり、その内3つにはそれぞれ伊藤博文(初代内閣総理大臣)、大隈重信(日本初の政党内閣)、板垣退助(自由民権運動)の銅像が乗っている。



この銅像は昭和13年に大日本帝国憲法発布50年を記念して作られたもので、日本の政治史において特に貢献した3名のものが置いてあるのです。



ところで、台座は4つあるのに乗っている銅像は3体だけです。



空の台座が置かれている理由については諸説ありますが代表的なものを紹介します。






▼未完の象徴説

政治には完成というものはない、未完の象徴で台座だけあるとする説。






▼未選定説

4人目を選定しきれず持ち越されてきて現在に至る説。

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