2014年10月25日土曜日

徳俵の本来の役割とは?




相撲の土俵には20俵の俵が使われていますが、徳俵は東西南北の中央に切れ目を作り円の外側に一俵ずつ、ずらして置いてある俵のこと。



徳俵は外に飛び出しているので土俵際に追い込まれた力士が俵一つ分だけ徳をすることから徳俵というが、劣勢の力士を助けるためにわざわざずらしてあるのではない。



かつて、相撲は野外で行われていたが野外だと当然、雨が降ることもある。



すると土俵に水がたまり、土俵が柔らかくなることで変形や最悪、崩れてしまう可能性もある。



それを防止するために四方の俵をずらしそこから雨水を排水していた。



これが徳俵の本来の役割。

0 件のコメント:

コメントを投稿