イギリス・ロンドンの時計塔ビッグ・ベン【Big Ben】の名は、一説にベンジャミン・ホール【Benjamin Hall】に由来するという。
ベンジャミン・ホールは時計塔の工事責任者であり、彼は大柄な体格であったことから大きなベンジャミン=Big Benとなった。
※時計台の正式名称は「クロック・タワー」だったが、エリザベス女王の即位60年に合わせて「エリザベスタワー」に変更された。(2012年6月)
また、誰もが学校で一度は聞いたことのあるお馴染みのチャイム(キーンコーンカーンコーン)のメロディは、ビッグ・ベン由来で曲はウェストミンスターの鐘という。
さらにその原型のメロディは、ヘンデルのメサイアの一節から。
こんなニュースも入ってきました。
ロンドン名物で「ビッグベン」の愛称で知られる英国議会の時計台が目に見えて傾いていることが、議会当局などによって委託された調査報告書で明らかとなった。
報告書によると、1858年に建設された高さ96メートルのビッグベンは、北西の方向に傾いているという。
ビッグベンの傾斜は地盤状態の変化のほか、地下駐車場の建設や地下鉄の拡張など、長年にわたる地下開発が原因とみられている。
(ロイター)
ピサの斜塔ならぬ、ロンドンの斜塔が生まれる日も近いかも知れません。
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