2014年11月26日水曜日

ニッカウヰスキーはなぜ「ヰ」の字が使われている?

ニッカウヰスキー 鶴 17年 43度 700ml



ニッカウヰスキーはなぜ「イ」が「ヰ」と表記されているのか?



疑問を抱いたのでアサヒビールお客様相談室のニッカウヰスキー担当にメールで問い合わせてみました。



WHISKYは現在の仮名遣いでは「ウイスキー」と書きますが、元々は「ウヰスキー」と書かれる事が多かったそうです。

ニッカでは竹鶴政孝がスコットランドで習得し、日本に伝えたウイスキー製造技術を大切にする意味合いから、現在も社名には当時のまま「ヰ」を使用しております。

また、竹鶴政孝は「ウイスキーは水が命だから、“ヰ”の代りに漢字の井戸の“井”を使おう」と考えました。

ニッカの第一号ウイスキーの商品名「NIKKA WHISKY」は日本語表記を「ニッカウ井スキー」としております。

1952(昭和27)年、社名を大日本果汁株式会社からニッカウヰスキー株式会社に変更する時にも「ニッカウ井スキー株式会社」で登記申請をしたのですが、受け付けた役所の方が「井」を「ヰ」に間違えて「ニッカウヰスキー株式会社」と登記されたという逸話がございます。



「井」と「ヰ」で、すったもんだがあったわけですね。



返答いただいた担当者の方、ありがとうございました。

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